はじめまして。
このたび、KA-GU-RAプロジェクトの一環として、
日本香雅文化協会
を立ち上げることとなりました。
読み方:にほんこうがぶんかきょうかい
この最初のブログでは、
なぜこの協会を立ち上げようと思ったのか、
そして、これからどのような活動をしていきたいのかを、
最初のご挨拶としてお伝えしたいと思います。
香りは、目に見えないけれど、深く残るもの
香りは、目には見えません。
けれど、香りには、人の記憶や感情に深く届く力があると感じています。
ふとした瞬間に、昔の記憶を思い出したり、
気持ちが落ち着いたり、
反対に、空気の違いに敏感になったり。
香りは、私たちが思っている以上に、
心や暮らしに深く関わっているのではないかと思います。
私自身、人生の中で、
呼吸のこと、空気のこと、
そして香りが人に与える影響の大きさを、
とても身近に感じる経験がありました。
だからこそ、香りをただの嗜好品としてではなく、
もっと丁寧に見つめたい、
もっと大切に扱いたい、
そんな思いが少しずつ強くなっていきました。
日本には、香りを「聞く」文化がある
日本には、香りを「嗅ぐ」のではなく、
「聞く」という美しい文化があります。
それが香道です。
この「聞く」という言葉には、
ただ匂いを感じるだけではなく、
静かに向き合い、受け取り、
自分の感覚を澄ませるような響きがあります。
私はこの考え方に、とても深い魅力を感じています。
香りを強く主張するものとしてではなく、
静かに感じるものとして受け取ること。
そこには、今の時代にこそ大切な感覚があるように思います。
情報が多く、刺激が強い今だからこそ、
少し立ち止まり、
自分の感覚に戻ってくる時間が必要なのではないでしょうか。
香道を起点とする日本の香り文化には、
そのための静かな入口があるように感じています。
なぜ、日本香雅文化協会をつくるのか?
香りに興味があっても、
香道や香り文化については、
難しそう
敷居が高そう
何から学べばよいかわからない
と感じる方も多いと思います。
実際、私自身も、
日本の香り文化の奥深さに触れるほどに、
その豊かさと同時に、
現代の中では少し遠いものとして受け取られやすい現実も感じてきました。
だからこそ、私は思いました。
伝統を軽く扱わず、
でも閉ざされたものにもせず、
今を生きる人にも届く形で、香り文化の入口をひらきたい。
その思いから、日本香雅文化協会を立ち上げることにしました。
この協会では、
香道を起点とする日本の香り文化を、
講座、体験会、継続講座、認定制度などを通して、
少しずつ丁寧に伝えていきたいと考えています。
まずは入口講座から始めます
これからの活動の最初の一歩として、
香り文化に初めて触れる方向けの入口講座を開催していきます。
テーマは、
「はじめての香り文化体験 ― 香りを『嗅ぐ』から『聞く』へ ―」
です。
この講座では、
香道とは何か、
なぜ香りを「聞く」と言うのか、
香りに向き合うとはどういうことなのかを、
やさしく体験的に知っていただけるようにしたいと思っています。
難しいことを詰め込むのではなく、
まずは香りと静かに向き合う時間を味わっていただく。
そんな講座にしていきたいと考えています。
そして、その先には、
全12回の本講座や、認定制度、
さらに文化体験としてのワークショップなども展開していく予定です。
川端商店、KA-GU-RAプロジェクトとのつながり
日本香雅文化協会は、
KA-GU-RAプロジェクトの一部として活動していきます。
また、川端商店は、
香りの商品、表現、世界観づくりを担う母体として、
この協会の活動とも深くつながっています。
川端商店が商品や香りの表現を担い、
日本香雅文化協会が学びと文化普及を担う。
そしてKA-GU-RAプロジェクトが、その全体をつなぐ。
そんな形で、
香りを「商品」としてだけではなく、
文化として育てていく活動を広げていきたいと考えています。
これから、少しずつ積み重ねていきます
日本香雅文化協会は、
まだ始まったばかりの小さな協会です。
けれど、
小さいからこそ、一つひとつを丁寧に積み重ねていきたいと思っています。
香りと向き合う時間。
静かな学びの場。
文化を体験として受け取る入口。
そうしたものを、無理なく、でも確かに育てていくこと。
それが、これから私たちが大切にしていきたいことです。
このブログでも、
講座のこと、香文化のこと、香りにまつわる考え方、
日々の活動のことを、少しずつ発信していきます。
もしよろしければ、
これからの歩みを、温かく見守っていただけましたら嬉しく思います。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

日本香雅文化協会
代表理事
川端 健司
日本香雅文化協会では、
香道に初めて触れる方向けの入口講座や、
継続的に学ぶ本講座を準備しています。
ご興味のある方は、ぜひ講座案内ページもご覧ください。
