学びを、段階的に深めるために
日本香雅文化協会では、
香道を起点とする日本の香り文化について、
段階的に学びを深めていくための認定制度を設けています。
認定制度は、知識の量だけを評価するものではありません。
香りへの向き合い方、理解の深まり、継続的な学びの姿勢、
そして文化に対する敬意を大切にしています。
私たちは、香りを軽く消費するものではなく、
丁寧に学び、味わい、育てていく文化として捉えています。
そのため、認定制度もまた、
学びの節目を確かめ、次の段階へ進むための仕組みとして設計しています。
認定制度の考え方
日本香雅文化協会の認定制度は、
香道を起点とする香文化の学びを、
入口 → 基礎 → 深化 → 指導
という流れで段階的に育てていくことを目的としています。
認定は、資格のための資格ではありません。
称号を得ること自体よりも、
香りに向き合う姿勢と、学びを積み重ねる過程を大切にしています。
そのため、認定を受けるためには、
所定の講座受講、学習の継続、理解の確認などが必要になります。
認定区分
当協会では現在、次の3段階の認定区分を設けています。
初級認定
六国五味を知る
香り文化の歴史
沈香
六国五味
香りの聞き比べ体験
香り文化の精神
初級認定は、香り文化の入口に立ち、基礎を丁寧に身につけたことを確認する段階です。
香道とは何か、香りを「聞く」とはどういうことか、日本の香文化にはどのような考え方があるのか。
そうした基本を学び、
香りへの向き合い方を育てていく学びの第一段階です。
中級認定
香りを読む
六国五味の深堀り
香木の産地
組香の理解
香道具の理解
実践
中級認定は、基礎の上に、
より深い理解と実践を重ねる段階です。
香りの違いを感じ取ること、
感じたことを記録し、言葉にすること、香り文化をより立体的に理解することを通じて、香りと静かに向き合う力を育てていきます。
師範認定
認定講師として確立
沈香の深掘り
香り文化
香席の設計
研究会への参加
etc
師範認定は、学びを深めた上で、その文化を他者に伝え、場を支える責任を担う段階です。
知識や経験だけでなく、所作、姿勢、言葉遣い、文化への敬意なども含め、総合的に判断されます。
認定までの流れ
認定は、原則として次の流れで進みます。
所定講座を受講する
- 学びを深める
- 理解や実践の確認を受ける
- 所定の認定課程を経る
- 認定を受ける
それぞれの認定区分ごとに、
必要となる講座や課程、確認方法が異なります。
詳細については、
各課程の受講者又は対象者へ個別にご案内いたします。
認定制度の特徴
1. 知識だけではなく、姿勢を重視します
香文化は、知識だけで成立するものではありません。
香りに向き合う姿勢、静かに受け取る感覚、他者との違いを尊重する在り方も大切にしています。
2. 段階的に学べます
初めての方でも、入口講座や基礎講座から始め、
無理なく段階的に学びを深めていくことができます。
3. 称号のためではなく、学びのための認定です
認定は、肩書のために設けているものではなく、学びの節目を確認し、次の段階へ進むための仕組みです。
4. 文化への敬意を大切にします
香りを軽く扱わず、日本の香文化を丁寧に学び、未来へつなぐ姿勢を重視しています。
認定取得は、こんな方に向いています
- 香文化をきちんと学びたい方
- 香道に関心があり、継続的に理解を深めたい方
- 六国五味や聞香を丁寧に学びたい方
- 自分の感覚を育てたい方
- 将来的に学びを人に伝える立場も視野に入れている方
ご注意
- 当協会の認定制度は、当協会が定める学習課程及び基準に基づく民間の認定制度です。
- 公的資格、国家資格、法的独占資格その他これに類するものではありません。
- 認定名称、肩書、ロゴその他の表示の使用については、当協会の定めるルールに従っていただきます。
- 認定の詳細要件、審査方法、更新条件等については、受講段階や対象者に応じてご案内いたします。

まずは入口講座から
認定制度は、香文化の学びを段階的に深めるための仕組みです。
その第一歩として、当協会では、
初めての方向けの入口講座や、基礎講座をご用意しています。
香りを「聞く」とはどういうことか。
香道を起点とする日本の香文化には、どのような世界があるのか。
まずは、その入口から静かに学び始めていただければと思います。